橋梁とびの仕事内容とは?鳶職からのキャリアアップと求められる資格、給料の目安

こんにちは!株式会社ビーアイジーの代表取締役社長、亀田健次です。

建設現場、特に高所作業の安全とプロジェクト全体の成否を左右する、重要な役割を担う鳶職人の皆さん、いつも本当にご苦労様です。皆さんが日々、危険と隣り合わせの中で培ってこられたその卓越した技術、バランス感覚、そして何よりも強い責任感に、私は心からの敬意を表します。


私たち株式会社ビーアイジーが挑む橋梁工事という舞台では、皆さんのような「鳶のエキスパート」の力が不可欠です。この記事では、皆さんのその専門性が、私たちの現場でどのように活き、そしてどのような未来を描けるのか、そのあたりをじっくりお伝えできればと思います。


「ただの足場」ではない。橋梁工事における「鳶」の専門性と創造性

鳶職人の皆さんの仕事ぶりを拝見していると、いつもその技術の高さと、現場を支える気概に、深い感銘と尊敬の念を抱きます。特に、私たちビーアイジーが主戦場とする「橋梁工事」の現場では、鳶の皆さんの役割は、単に作業床を作るという言葉だけでは到底収まりません。それは、プロジェクト全体の安全と品質、そして効率を根底から支える、まさに専門性と創造性に満ちた仕事なんです。今日は、その奥深い世界の一端を、皆さんと一緒に見ていきましょう。


複雑怪奇な橋の構造に挑む!「特殊足場の設計・組立技術」

皆さんもご存知の通り、橋というのは一本として同じ形のものはありません。川や深い谷を跨いだり、既にある道路や鉄道の上を通過したりと、その立地条件も様々です。そういった場所に、安全で使いやすい作業空間を確保するためには、一般的な建築現場で使われるような規格化された足場だけでは、なかなか対応が難しいんですね。


だからこそ、橋梁工事の鳶職人には、例えば「吊り足場」や「張り出し足場」、あるいは橋の形状に合わせて複雑に組み上げる「システム足場」といった、特殊な足場の設計・組立技術が求められます。これらの足場は、まさに橋の形状や作業内容に合わせて一つひとつオーダーメイドで計画され、ミリ単位の精度で、かつ厳しい安全基準をクリアしながら組み上げられていく。これはもう、職人技であり、技術の結晶だと私は思っています。


全ての工程の基盤を創る!「緻密な計画性と段取りの妙」

橋梁工事現場で鳶職人が組む足場は、単に自分たちが作業するためのものではありません。その後に続く、鍛冶工、溶接工、塗装工、点検員といった、あらゆる職種の仲間たちが安全に、そして効率的に仕事を進めるための「共通の土台」となるわけです。ですから、足場の計画と段取りには、非常に緻密な配慮と先見性が求められます。


「この後の工程では、どこに資材を置くスペースが必要か」「大型の機材をどうやって搬入するか」「作業員のスムーズな動線はどう確保するか」。そういったことを全て見通し、他の職人さんたちの仕事のしやすさまで考えて足場を計画し、組み立てていく。これは、まさにプロジェクト全体の成功を左右する、極めて重要な仕事であり、鳶職人の皆さんの経験と知恵が凝縮される部分だと感じています。


図面を読み解き、力学も考慮。まさに「現場のエンジニア」

そして、橋梁工事の鳶職人に求められるのは、ただ力仕事が得意だとか、高いところに慣れているということだけではありません。複雑な橋梁の構造図や足場の設計図を正確に読み解き、それを三次元の空間に正確に再現する能力。これは、非常に高度な専門性です。


さらに、足場自体の強度計算はもちろんのこと、足場が橋本体に与える影響や、風や雨といった自然条件が作業にどう影響するかも考慮に入れなければなりません。時には、現場で予期せぬ状況に直面し、設計者や施工管理者と協議しながら、安全かつ最適な解決策を見つけ出す必要も出てきます。そうした姿は、もはや単なる作業員ではなく、現場の状況を熟知し、力学的な知識と柔軟な判断力を併せ持つ「現場のエンジニア」と呼ぶにふさわしいと、私は常々感じています。


あなたの「熟練の技」、ビーアイジーはこう評価し、最大限に活かします!

鳶職人として長年現場に立ち、厳しい環境の中で磨き上げてこられた皆さんの「熟練の技」。それは、一朝一夕には決して身につかない、本当に貴重な財産だと私は深く理解しています。だからこそ、私たち株式会社ビーアイジーは、皆さんのその卓越した技術と豊富な経験を、ただ作業力としてだけでなく、会社の成長を支える重要な力として正当に評価し、その能力が最大限に活かされる環境を提供することをお約束したいのです。


「自分の技術が、もっと正当に評価される場所はないだろうか」「自分の経験を、もっとプロジェクトの成功に直結させられるような働き方がしたい」。もし皆さんがそうお考えなら、ぜひ私たちビーアイジーの取り組みを知っていただきたいと思います。


「自社一貫施工」だからこそ!鳶の意見が尊重される「現場主導の改善」

私たちビーアイジーの大きな特徴の一つは、橋梁工事における多くの工程、もちろん足場の計画・組立・解体も、協力会社さん任せにせず、自社の社員で責任を持って行っている「自社一貫施工」の体制です。これが、実は鳶職人の皆さんの技術と経験を活かす上で、非常に大きな意味を持ってくるんです。


外部の計画にただ従うだけでなく、実際の現場を知り尽くした鳶職人の皆さんだからこそ気づく、「こうした方がもっと安全だ」「この手順なら作業効率が格段に上がる」といった貴重な意見やアイデアがありますよね。私たちは、そうした現場の声を何よりも大切にし、積極的に計画や工法に反映させていく文化があります。皆さんの経験に基づいた提案が、ビーアイジーの現場をより良くし、安全で高品質な工事の実現に直接繋がっていく。そんな「現場主導の改善」を、私たちは日常的に行っています。


その経験と実力に、私たちは「正当な評価と高待遇」で応えます

熟練の鳶職人の皆さんが持つ技術と経験は、会社にとってかけがえのない資産です。ですから、その価値に見合う「正当な評価と高待遇」でお応えするのは、経営者として当然の責務だと考えています。


私たちは、皆さんのこれまでの実績、とび技能士や足場の組立て等作業主任者といった保有資格、そして何よりも現場での判断力やリーダーシップといった実力を総合的に評価し、給与や手当、賞与といった形でしっかりと反映します。実際に、40代、50代のベテラン鳶職人の方々が、その経験を高く評価されて当社で活躍し、充実した待遇を得ている事例もございます。また、社員の頑張りを称える月間MVP賞や安全MVP賞、社長特別賞といった表彰制度も設けており、皆さんの貢献を様々な形で評価していきたいと考えています。


あなたは「安全のキーマン」。後進の育成と、模範としての役割

高所作業を専門とする鳶職人の皆さんは、現場の「安全のキーマン」です。その豊富な経験からくる危険察知能力や、安全に対する真摯な姿勢は、他のどの職種の模範ともなります。私たちビーアイジーでは、皆さんに、その卓越した安全スキルと意識を、ぜひ後進の指導・育成にも活かしていただきたいと考えています。


例えば、若手の鳶職人や、まだ高所作業に不慣れな他職種の作業員に対して、安全な作業手順や危険回避のポイントを具体的に指導していただく。あるいは、日々のKY活動や安全ミーティングで、経験者ならではの視点から積極的に発言し、現場全体の安全意識を高めていただく。そうした役割も、私たちは大いに期待しています。皆さんの背中を見て、多くの若手が安全の重要性を学び、成長していく。それもまた、熟練の鳶職人である皆さんの、大きな社会貢献の一つではないでしょうか。


「鳶」の枠を超える?ビーアイジーで広がるキャリアの選択肢

鳶職人としての道を究め、その技術に誇りを持っている。それは本当に素晴らしいことです。私たち株式会社ビーアイジーは、そんな皆さんの専門性を深く尊重しています。そして、その上で、皆さんがこれまでの経験を活かしながら、さらにご自身の可能性を広げていけるような、多様なキャリアの選択肢をここビーアイジーで提供したいと考えているのです。


「鳶一筋で、誰にも負けない技術を追求したい」という方も、「これまでの経験を軸に、新しいスキルや役割にも挑戦してみたい」という方も、きっとご自身の希望に合った道筋が見つかるはずです。なぜなら、私たちは社員一人ひとりの意欲と成長を、本気で応援する会社だからです。


「職長」として現場を率いるリーダーシップを発揮

長年、鳶職人として現場の最前線で活躍されてきた皆さんの中には、その豊富な経験と知識、そして卓越した判断力で、自然と周りの職人さんたちをまとめ、指導的な役割を果たしてこられた方も多いのではないでしょうか。私たちビーアイジーでは、そうした皆さんのリーダーシップを高く評価し、「職長」という形で、さらにその力を発揮していただく道をご用意しています。


職長には、ご自身の鳶チームの作業を安全かつ効率的に進めることはもちろん、他の職種(鍛冶工、塗装工など)のチームとの連携を密にし、現場全体の工程を円滑に進めるための調整役としての役割も期待されます。まさに、現場の司令塔ですね。もちろん、そのための職長教育の機会なども会社としてサポートしますし、大きな責任と共に、大きなやりがいと達成感を感じていただけると確信しています。


多能工としてのスキルアップも応援(玉掛け、クレーン、鍛冶補助など)

「鳶の技術はしっかり持っているけれど、もっと仕事の幅を広げて、現場で頼られる存在になりたい」。そんな向上心をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。ビーアイジーでは、鳶の専門性を核としながら、関連する様々なスキルを身につけ、「多能工」として活躍していく道も積極的に応援しています。


例えば、重量物を安全に吊り上げるための「玉掛け技能講習」や、小型移動式クレーンの「運転技能講習」といった資格は、現場での対応力を格段に高めてくれます。また、以前の記事でも触れましたが、私たちの会社では鍛冶工事も自社で行っていますから、鳶の仕事と並行して、先輩の鍛冶工から溶接の補助作業や簡単な金属加工を学び、少しずつ鍛冶のスキルを身につけていくことも可能です。もちろん、これらの資格取得にかかる費用は会社が全面的にバックアップします。一つの専門性に留まらず、複数のスキルを身につけることで、あなたの市場価値はさらに高まるはずです。


安定した公共事業で、生涯現役の「鳶マイスター」を目指す道も

「自分は生涯、鳶職人として、その道を極めたいんだ」という熱い想いをお持ちの方も、もちろん大歓迎です。私たちビーアイジーが手掛ける橋梁工事は、ミリ単位の精度と絶対的な安全性が求められる、まさに鳶職人の技術の粋を結集するような現場です。


特に、老朽化した橋の補修・補強工事などでは、毎回現場の状況が異なり、定型的な作業では対応できない場面も少なくありません。そうした中で、長年の経験と勘、そして最新の知識を駆使して、最も安全で効率的な足場を構築していく。それは、もはや「作業」ではなく「作品」を創り上げる「鳶のマイスター(名人)」の領域と言えるでしょう。私たちは、皆さんがそうした高みを目指せるよう、挑戦しがいのある現場と、その技術を正当に評価する環境を提供します。公共事業が中心の安定した事業基盤の上で、安心してその技を磨き続け、生涯現役の鳶マイスターとして活躍してください。


「鳶」が誇りを持って、安全に、長く安心して働ける会社です

鳶という仕事は、建設現場の華であり、その技術と経験には、計り知れない価値があると私は常々感じています。皆さんがその仕事に大きな誇りを持っていることも、痛いほどよく分かります。だからこそ、その誇りを胸に、何よりも安全な環境で、そして将来にわたって安心してその技術を振るい続けられる。そんな会社でありたいと、私たち株式会社ビーアイジーは心から願っているのです。


「自分の技術が、もっと社会の役に立っていると実感したい」「家族や自分自身のために、もっと安定した環境で、安心して働き続けたい」。もし皆さんがそうお考えなら、ぜひこの先をお読みいただき、私たちの会社が提供できるものについて知っていただきたいと思います。


私たちが求めるのは、橋梁工事に情熱を燃やす「鳶のエキスパート」

私たちビーアイジーが、鳶職人の皆さんに期待するのは、単に高いところに慣れているとか、力があるということだけではありません。もちろん、それらも大切な要素ですが、それ以上に、私たちが求めるのは、橋梁という特殊で重要な構造物への深い理解と、その工事に情熱を持って取り組んでくれる「鳶のエキスパート」としての姿勢です。


具体的には、困難な状況でも安全を最優先し、創意工夫で課題を解決できる問題解決能力。他の職人さんたちと円滑にコミュニケーションを取り、チーム全体で最高の仕事を目指せる協調性。そして何よりも、自らの仕事が社会の重要インフラを支えているという責任感と誇り。これらを備えた方々と、ぜひ一緒に働きたいと考えています。もちろん、これまでのご経験で培われた安全への高い意識や、若手を導く指導力なども、私たちは大いに歓迎します。


ビーアイジーの安全文化と、鳶職人を支える環境

鳶職人の皆さんが、その専門技術を存分に発揮するためには、まず「絶対的な安全」が確保されていなければなりません。私たちビーアイジーは、「安全なくして良い仕事なし」を全社員の共通認識とし、会社全体で日本一安全な現場を目指しています。


最新の安全基準に適合した足場材や保護具(夏場の空調服やファン・バッテリーも含む)の完全支給はもちろん、作業開始前のKY活動や安全ミーティングの徹底、経験豊富な安全管理者によるパトロールなど、考えうる限りの安全対策を講じています。また、万が一のヒヤリハット事例も全社で共有し、再発防止に努めるなど、常に安全意識を高める努力を続けています。社員の安全への貢献を評価する「安全MVP賞」といった制度も、私たちの安全文化の表れです。


そして、安全な環境に加えて、皆さんが安心して長く働けるための待遇や福利厚生も充実させています。頑張った分は昇給や年2回の賞与、各種手当(家族手当、通勤手当、お祝い金など)でしっかりと評価します。隔週週休2日制や長期休暇の確保、年間カレンダーによる計画的な休日取得も可能です。社員同士の親睦を深めるための懇親会や家族も参加できるBBQなどの社内イベントも活発で、アットホームな雰囲気の中で、お互いを尊重し、助け合いながら仕事に取り組んでいます。


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株式会社ビーアイジーで、鳶職人としてのあなたの経験と誇りを、さらに大きな舞台で輝かせてみませんか? 私たちは、あなたの力を必要としています。


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あなたのような「鳶のエキスパート」と、日本の未来を支える橋を、共に守り、造り上げていける日が来ることを、社員一同、心から楽しみにしています。